子どもの頃から料理好きだった私が、食の大切さに気付いたのは今から30年前の25歳の時でした。

ちょうど二人目の息子を出産した頃、長男のアトピー性皮膚炎と喘息が酷くなりはじめ、また次男もアトピー性皮膚炎。

幼いわが子が苦しむ姿が辛く、どうにかできないかと思っていた時に主人の会社の方からある本を勧めてもらいました。

東洋医学と薬膳の素晴らしさが書かれた本で、食を変えることで健康が取り戻せるとのこと。

半信半疑でスタートした食の改善は息子たちの健康を徐々に取り戻していきました。

昔ながらの製法で作られた調味料に変える、食品添加物や加工品は控えめにする、和食中心の食事を多めにするなど。

1年ほどは漢方薬との併用でスタートし、2年目からは食事療法だけにし、3年目が過ぎる頃には息子たちのアトピー性皮膚炎は治り喘息の発作もほとんど出なくなるまで改善しました。

その後主人が遺伝性の糖尿病予備軍であることがわかり、こちらも食事療法を現在進行形で継続中。

3か月ごとの定期検診も今では半年ごとの検診になり、薬を飲まなくて良い水準をキープしています。

そして私も、疲れが溜まったりストレスフルになると食生活が乱れ、腸内環境が悪くなり蕁麻疹や帯状疱疹が出るように。

食が身体だけでなく心にも影響することを家族や自分で身をもって経験したことで、食の大切さをさらに実感することに。

今は世界中の美味しい食べ物が日本に居ながらにして食べることができ、また一年中旬に関係なく食材が手に入るようになりました。

また、いろいろな食の情報も溢れています。

何を食べるか、どう食べるかで人の身体は変化します。そしてそれは身体だけではなく心にも大きく影響を及ぼします。

特別な日は特別な料理を楽しむ、毎日の日々ご飯はできるだけシンプルに。栄養を最大限に活かせる料理法で。

どんなに身体に良い食事も楽しく作り、楽しく食べなくてはストレスになることも。

素材の持つ栄養や効能、簡単に作れるメニューや調理法などを一緒に楽しみながら学べる場を提供していきたいと思っています。

また、2021年11月に国際食学協会の美容食学A級の資格取得により、食学アドバイザー講座を開催できる認定講師になりました。

今、協会の指導者養成講座を受講いていますので、その資格を取得できれば「調味料講座」「ミネラルアドバイザー講座」

「美容食学講座」の開催もできるようになります。

2024年春の取得にむけ、日々頑張っています。